ENHYPENの誕生秘話
ENHYPENは、2020年11月30日にデビューした7人組のK-POPボーイズグループです。彼らは、Mnetの超大型プロジェクトであるサバイバルオーディション番組「I-LAND」を通じて結成されました。グループ名の「ENHYPEN」には、異なる環境で生きてきた7人の少年が繋がり、お互いを発見し共に成長するという意味が込められています。
「I-LAND」の過酷なサバイバルシステム
「I-LAND」は、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属するBig Hit EntertainmentとCJ EMMが共同で企画した番組です。世界中から集まった23名の練習生が、デビューを目指して激しい競争を繰り広げました。この番組の特徴は、脱落者を練習生自身が決めるという点でした。練習生たちは、「I-LAND」と呼ばれる豪華な施設と、降格者が集まる「GROUND」に分けられました。定期的なテストで評価され、I-LANDERからGROUNDERへの降格、またはその逆の昇格が行われました。さらに、パート2からは毎回1名が完全に脱落するという厳しいルールも導入されました。
ENHYPENメンバー7人の魅力
1. ジョンウォン（JUNGWON）
本名：ヤン・ジョンウォン
生年月日：2004年2月9日
ENHYPENのリーダーを務めるジョンウォンは、優しく落ち着いた性格の持ち主です。メンバーの意見や想いを大切にし、中立な立場でアドバイスや行動ができるリーダーとして評価されています。
2. ヒスン（HEESEUNG）
本名：イ・ヒスン
生年月日：2001年10月15日
グループ最年長のヒスンは、自らを「万能センター」と称するオールラウンダーです。高いダンススキルと透き通った高音の歌声が魅力です。
3. ジェイ（JAY）
本名：パク・ジョンソン
生年月日：2002年4月20日
アメリカ出身のジェイは、英語が堪能で、独学で日本語も習得しました。パワフルなダンスパフォーマンスが魅力です。
4. ジェイク（JAKE）
本名：シム・ジェユン
生年月日：2002年11月15日
オーストラリア出身のジェイクは、BTSへの憧れからK-POPアイドルを目指しました。努力家で、オーディションでは驚くべき成長を見せました。
5. ソンフン（SUNGHOON）
本名：パク・ソンフン
生年月日：2002年12月8日
「氷の王子」と呼ばれるソンフンは、フィギュアスケート選手としての経験を持つユニークな経歴の持ち主です。優雅でしなやかなパフォーマンスが魅力です。
6. ソヌ（SUNOO）
本名：キム・ソヌ
生年月日：2003年6月24日
「愛嬌リーダー」と呼ばれるソヌは、常に笑顔を絶やさない可愛らしさが特徴です。安定感のある伸びやかな歌声と高い表現力を持っています。
7. ニキ（NI-KI）
本名：西村 力
生年月日：2005年12月9日
グループ唯一の日本人メンバーであるニキは、圧倒的なダンススキルが武器です。マイケル・ジャクソンに影響を受け、幼少期からダンスを始めました。
ENHYPENの快進撃
デビュー後、ENHYPENは韓国と日本で絶大な人気を獲得しました。2023年9月14日には、K-POPボーイグループとしては最速となるデビュー2年10ヶ月で東京ドーム単独公演を開催するという快挙を成し遂げました。また、日本デビューシングル「BORDER : 儚い」が初週売上20万枚を記録し、「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得しました。
まとめ
ENHYPENは、過酷なサバイバル番組を経て誕生した7人組のK-POPグループです。それぞれのメンバーが持つ個性と才能、そして彼らの努力と成長の軌跡は、多くのファンを魅了しています。デビューからわずか2年あまりで東京ドーム公演を実現させた彼らの今後の活躍に、世界中が注目しています。
